歩・探・見・感

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ノスタルジック、レトロ、ディープそしてマイナーな世界へようこそ

電力プレート 東京都青梅市

青梅市を再訪問したかった目的の2番目は電力プレートを発見することだった。

元々、目的としていたものは①、②だけだったが、それ以外の種類のものも発見することができた。

豊作と言っていいだろう。

 

発見日  2022年10月28日

 

①ホンチヨ-4

 青梅③


1951年(昭和26年)4月1日
霞村、調布村との合併により青梅市が発足。同日青梅町廃止。大字青梅は青梅地区の一部となる。

1998年(平成10年)10月
 青梅地区の大字青梅を天ヶ瀬町、裏宿町、大柳町、上町、住江町、滝ノ上町、仲町、本町、森下町に分割し、廃止。

もと青梅の宿を川の流れに従って、西よりそれぞれ上宿、中宿、下宿といったのを上町、中町、本町と改められた。なお本町はかつては下町とも呼ばれていた。

下宿、下町から本町に変更になったのはいつのことだろう?

1998年では最近過ぎる。

調べてみたところ、「地元で通称として用いられてきた江戸期以来の小字を正式な地名として復活させた。」と書いてある記事を発見した。

それで電力プレートが「ホンチヨ」となった理由が分かった気がする。

通称名が電力プレートに使用されている場合がたまにあり、埼玉県のものでいくつか見かけたことがある。

 

②カツヌマ-11

 青梅②

暖簾に隠れていて肝心なところが見えない。

お店の方に「これを撮りたいので、暖簾を外していただけませんか。」言いたかったのだが、勇気が出なかった。

とんとんと戸を叩く

お店の方「はい、何の御用でしょうか?」

自分「突然、申し訳ありません、暖簾のところに隠れているこれを撮りたいのですが、写真を撮る間、暖簾を外していただくことは可能でしょうか?」

お店の方「いいですよ。」と言って、暖簾を外す。

自分「ありがとうございます。」とお礼を言って写真を撮る。

お店の方「けったいなもの撮りはるんですなあ、これは何ですの?」

自分「電力プレートというものです。」

お店の方「電力プレートって何ですの?」

自分「東京電力が、・・・」と説明をする。

お店の方「へぇー、そういうものだったんどすか、知りまへんでした。」

と変な関西弁か大阪弁か京都弁かわからない会話を妄想するだけだった。

営業していない時に出合わせたら、よかったのだが、そうタイミングよくはいかない。

 

青梅市ではいろいろな種類の電力プレートを発見したので、次はこれらも紹介することにしよう。

旧町名マニアの方は関心ないだろうが、にわか電力プレートマニア(そんな方いるのかわからないが)の自分にとっては、こんなに豊富な種類が残っている青梅市は聖地である。

といっても③以降の電力プレートは、23区内にあったとしても、今まで関心があまりなかったので、気が付かなかっただけかもしれない。

 

 

 

 

⑤の赤バージョン?

でも⑤をよく見ると、右上の枠に少しだけ赤の線が見えるので、元は赤なのか?

 

マークが上のものと違う。

初めて見た、と思う。

 

ここで問題だ。

どれが一番古いのだろうか?

考えてみよう。

チッ、チッ、チッ・・・。

 

タイムアップだよ。

 

 

答え:わからない。

 

でもなんでこんなに種類があるのだろうか?

設置時期によるものなのだろうか?

数字は何を意味するのだろうか?

謎だらけだ。

これらについては、東京電力に問い合わせするという課題があったような、なかったような。

神奈川県横浜市鶴見区に電気の資料館があるらしいが、調べてみたら、現在は休館中のようだ。

2011年3月11日の東北地方太平洋沖地震東日本大震災)に伴う福島第一原子力発電所事故による東京電力の広報活動自粛に伴い、同年3月14日以後、「電気の文書館」も含め一時休館中(再開未定)とのことだった。

そのうちメールで問い合わせてみよう。

以前もそう書いたことがあるような気がするが、ずっとそのままになっている。