歩・探・見・感

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蕨町道路元標 埼玉県蕨市

今回は蕨町の道路元標を紹介する。

今のところ蕨町時代の痕跡はこれしか発見できていないので、そういう意味でも貴重なものだ。

 

発見日  2019年12月26日(再訪日2022年12月10日)

発見場所 埼玉県蕨市中央五丁目

 

中山道蕨駅前通りの交差点にある。

 

正面

 

左側面

埼玉縣と刻まれている

"埼"の"大"の部分が"立"になっている。

 

真上

 

解説標

道路の始まりと、終わりまたは経過する場所を示すしるしを道路元標と言い、一九二〇年(大正九年)施行の旧道路法(第八条一、二、第九条一)によって全国各市町村に一つずつ置かれました。
当時、蕨町の道路の基点として設置されましたが、一九五二年(昭和二七年)新道路法が施行されると同時に、その役割は失われました。
代表的なものとして、日本の道路の基点となる「日本国道路元標」が、東京日本橋にあります。

 

歴史

1889年(明治22年)4月1日
蕨宿・塚越村が合併し、北足立郡蕨町となる。

1959年(昭和34年)4月1日
市制施行。