東久留米市のことを調べていたら、「ブラック・ジャック」関連のものがあることが分かった。
2024年6月30日にテレビ朝日系で放送された高橋一生主演のドラマが記憶に新しいところだ。
東久留米市と東久留米市商工会では、令和2年の市制施行50周年記念事業として、
「ブラック・ジャック」に登場するキャラクターをモチーフとしたデザインマンホール蓋5枚とモニュメント(銅像)を製作、設置した。
それらに出会うため、2024年8月19日、20日の2日かけて、東久留米駅西口から探索を開始する。
1日でもこれらだけをターゲットにすれば回れたのだが、いつものように寄り道をしながらだったので、2日がかりになってしまった。
ブラック・ジャックとピノコのモュメント
正面
ブラック・ジャックのアップ
両拳を握りしめ、正面をぐっと見据えるブラック・ジャックの姿が印象的。
ピノコのアップ
後ろ姿
説明板
マンガ家手塚治虫氏は、東久留米市を終の棲家として晩年を暮らしました。その縁で1983年の成人式に登壇し、「好奇心を持て、面白いと思ったら道草をしてでも首を突っ 込め」と新成人に語りかけました。
マンガ「ブラック・ジャック」は、そうした自身の生き方から生み出された作品のひとつです。
東久留米市に所縁のある故手塚治虫氏とその作品を称えここに建立します。
~2020年、東久留米市市制施行50周年を迎える年に、covid-19が世界に拡大し未曽有の危機に陥りました。そのような時代に希望の象徴としてこの像に思いを込めました。いつかの日常が戻り人々が 集う活気ある街を願い。~
2021年2月10日
2021年2月中旬に設置予定をしていたが、新型コロナウイルス感染拡大に伴う緊急事態宣言などを受け、感染拡大防止の観点から延期され、2021年3月10日に設置された。
サイズ(高さ)はブラック・ジャックが175センチ、ピノコが70センチ。手塚プロダクションがデザイン・制作したもので、市によると“等身大”とのこと。
制作費は1,000万円で都のアニメ等コンテンツを活用した誘客促進事業費補助金を活用したとのこと。
マンホール蓋
①から⑤までは2021年2月に設置されたそう。
すべて西武バスのバス停の近くにあるというバス推奨の中、市内を歩き回り、すべてゲットしてきた。
①ブラック・ジャック(青)(市役所敷地内)
青バックに黒いダイヤが散りばめられた背景となっている。
②ブラック・ジャック&ドクター・キリコ(東部地域センター前)
東久留米市大門町2-10
東部地域センター前(西武バス「神山大橋」バス停前)
③ピノコ(生涯学習センター付近)
東久留米市中央町2-1
生涯学習センター付近(西武バス「中央図書館」バス停前)
ピンク色のバックにハートを散りばめたデザインがキュートだ。
④と⑤は市域のバランスを考慮し、商店会近くに設置された。
④ブラック・ジャック(緑)(まえさわ小町商店会付近)
東久留米市前沢5-16・24
まえさわ小町商店会付近(西武バス「滝山団地入口」バス停前)
背景が緑と黒の市松模様になっている。
⑤ブラック・ジャック&ピノコ(滝山中央名店会)
東久留米市滝山4-1
滝山中央名店会付近(西武バス「団地センター」バス停前)
背景はブラック・ジャックの診療所のウッドデッキかな。
これだけ他のものと作り方が異なっている。
⑥ピノコ(青)(スパジアム・ジャポン付近)
アッチョンブリケは怒ったときや驚いたとき、感動したときなどに使用される言葉。
両手の手のひらを両頬に強く押しつけるポーズをする。
2024年2月26日に新たに設置されたもの。
制作費はデザイン使用料を含めて約177万円で東京都による「デザインマンホール蓋設置・活用等推進事業費補助金(10/10)」を活用したとのこと。
真夏の暑い中、ゲットするのはとても大変だったぜ。
でも嫌いじゃないんだよな。